「いつも彼氏にイライラして喧嘩になってしまう」と悩む女性は多いです。女友達と集まると、彼氏への悪口が一番盛り上がると感じている方も少なくないでしょう。恋人同士とはいえ、あくまで他人の2人がぶつかるのは避けられないことですが、好きな気持ちが薄れてしまうほどイライラしてしまうのは辛いことです。
そこで今回は、彼氏にイライラする瞬間や気持ちを落ち着けるための対処法、イライラを未然に防ぐコツについて紹介します。「イライラする気持ちを抑えたい」「イライラしたときの対処法を知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
この記事の内容
彼氏にイライラする瞬間は?
お互いに好意を持って付き合う2人であっても、一緒に過ごしていれば相手にイライラすることは少なからずあるでしょう。家族や友達とは違った距離感で接するからこそ、腹が立つこともあるはずです。イライラする瞬間の例としてよくあるのは、次の4つです。
- 上から目線で話された時
- 話を聞いてもらえない時
- 約束を破られた時
- 家事を丸投げされた時
彼氏との関係を良好に保つためにも、イライラする瞬間を押さえておきましょう。
上から目線で話された時
一般的に、男性は女性と比べてプライドが高い人が多いです。そのため、本人は意識していなくても、上から目線の言葉になることが少なくありません。彼氏に悩みを相談した時に上から目線で話されると、さらにイラっとする気持ちも大きくなってしまいます。
時にはハッキリと注意することも大事ですが、多くの場合は彼氏も無意識で話していることがほとんどです。ある程度は考え方の違いを受け入れることも必要でしょう。
話を聞いてもらえない時
男性の話に比べて、女性の話は長くなる傾向があります。女性はおしゃべり好きな人が多く、相手に共感を求めるためです。女友達と無駄話をするような感覚で彼氏に話しかけると、ろくに話を聞いてもらえないこともあるでしょう。
彼氏に適当な相槌を打たれると、自分が大切にされていないような気持ちになります。「話を聞いてよ!」と文句を言い、「聞いてるよ」と返されてイライラが加速した経験がある人は少なくないでしょう。
約束を破られた時
カップルには、自分たちだけの約束事が存在します。「自分以外の異性と出かけるときはあらかじめ連絡する」「次の週末にデートをする」など、付き合いが長くなるほど多くの約束事が2人の間に生まれるでしょう。
そのような約束を彼氏に破られた時、女性側は怒りと悲しみを感じます。悪気がないのならともかく、彼氏の怠惰で何度も約束を破られてしまっては、彼女もうんざりします。良好な関係を維持するためには信頼関係が必要不可欠ということを彼氏にも理解させることが大切です。
家事を丸投げされた時
同棲しているカップルは、同棲していないカップルに比べて喧嘩をしやすいです。長い時間一緒にいると、相手の嫌な部分も見えてきます。同性カップルの喧嘩の理由としてよくあるのが「家事の分担」についてです。
料理・洗濯・掃除など、日々こなさなければならない家事に対して、いつも彼氏がノータッチだとイラッとすることもあるでしょう。「手伝う」と言う彼に対して「手伝うって何?2人でやるのが当たり前でしょ?」とイライラする女性も多いです。
彼氏にイライラした時の対処法は?
彼氏の言動にイライラした時は、なるべく早めに対処することが重要です。彼氏にイライラしたときの対処法を4つ紹介します。
- 距離を置く
- 熱中できるものを見つける
- 友達に愚痴を言う
- しっかりと話し合う
彼氏へのイライラがおさまらない時は、ぜひ参考にしてください。
距離を置く
彼氏へのイライラが押さえられない時は、一旦距離を置くことをおすすめします。イラつく相手が目の前にいると、気持ちもなかなか落ち着きません。同棲しているのであれば、友人の家にしばらく泊めてもらうことも選択肢の1つです。
お互いにヒートアップしている時は、後先考えずに相手を傷つける発言をしてしまうこともあります。それが別れの原因になってしまう場合もあるため、気持ちが荒ぶった時は距離を置いて冷静になることが大切です。
熱中できるものを見つける
日頃から彼氏のことを考えてばかりいると、小さな点にもイライラしやすくなってしまいます。「結局は他人」だということを前提にして、自分の時間も大切にしましょう。時間を忘れて熱中できるものがあれば、イライラした気持ちを落ち着かせることができます。
熱中できる趣味があると、いざというときに現実逃避することができます。「彼氏のことを考えるのは、一緒にいる時だけにしよう」などと決めて、自分自身を一番大切にするようにしてください。
友達に愚痴を言う
イライラした気持ちを抱え込むのはよくありません。陰口的なものが嫌いな人もいるでしょうが、時にはガス抜きすることも必要です。友達に愚痴を話して共感してもらえると、気持ちも落ち着くはずです。
ツラいことは1人で抱え込まずに吐き出しましょう。ただ、愚痴ってばかりいると「そんな彼氏別れちゃえば?」と言われる可能性もあります。愚痴をこぼす時は、話す相手や温度感を間違えないようにしてください。
しっかりと話し合う
他のことに集中して気を紛らわしてイライラを鎮めるのもよいですが、根本的には何も解決しません。今後も彼氏と良好な関係を築いていきたいのであれば、逃げずに話し合うことも大切です。
「こういうことはやめてほしい」「ここはこうしてほしい」などの要望があるのなら、しっかりと彼氏に伝えましょう。言葉にして相手に届けると、少しは心に刺さるはずです。話し合いの際は感情的にならず、冷静に要点を伝えることがポイントです。
彼氏にイライラしないコツは?
誰しも、好きな人に対してイラッとしたくないはずです。イライラしないためのコツを理解し、心に余裕がなくなった時にこそ思い出すようにしましょう。
- 期待しない
- 彼氏のいい面に目を向ける
- 付き合いはじめた頃の気持ちを思い出す
イライラしないコツを実践できるようになると、彼氏との時間も楽しいものになります。無理せず取り組めるものから始めてみてください。
期待しない
イライラする気持ちは、期待を裏切られた時に生まれやすいものです。「どうしてわかってくれないの」「なんでこれだけのことができないの」など、自分の期待を下回った時に彼氏が悪者に見えてしまいます。
人にはそれぞれ自分なりの基準があるため、自分の価値観を彼氏に押し付けないことが大切です。初めから期待をしなければ、彼氏がしてくれたことに対してプラスの感情が湧いてくるでしょう。「自分にとっての当たり前は、他人にとっての当たり前じゃない」ということを頭に入れておきましょう。
彼氏のいい面に目を向ける
カップルは、お互いに好きという気持ちを向けていなければ生まれません。女性側も、男性に対して「この人素敵」と感じたからこそ今の2人があるわけです。粗探しばかりするのではなく、長所に目を向けることも意識してみましょう。
人は誰しも長所と短所を持っています。彼氏にしかない長所に気づくことができると、多少のわがままも許せるようになるでしょう。
付き合いはじめた頃の気持ちを思い出す
今は会うたびにイライラする彼氏であっても、付き合い始めの頃は違ったはずです。2人でいるだけで幸せだったり、手を繋ぐだけでドキドキしていた時もあるでしょう。「好き」という気持ちは付き合いが長くなればなるほど薄れがちです。
イラッとしてしまう時こそ、付き合い初めの初々しさを思い出してみてください。過去に彼氏にもらったプレゼントや手紙があるなら、そういったものにあらためて触れてみるのもおすすめです。
まとめ
今回は、彼氏にイライラする瞬間や対処法、イライラしないコツを解説しました。付き合いが長くなればなるほど喧嘩は増えますが、それは2人が心を開いている証でもあります。プラスの変化だと捉えることが大切です。
さまざまなものに触れて視野を広く持つことが、良好なカップル関係を作ります。イラッとした気持ちが芽生えた時には、ぜひこの記事を参考にして、彼氏との良好な関係を築いてください。