付き合いが長いカップルなら、誰もが一度は直面するであろう「倦怠期」。付き合いはじめた頃の初々しい感情を失って、冷め切った関係になる時期のことです。パートナーのそっけない態度に悲しい思いをした経験がある人も多いのではないでしょうか。
今回は、倦怠期の特徴や原因、乗り越えるための方法について紹介します。「倦怠期とはどのような状態なのか知りたい」「倦怠期になる原因や解決方法を教えてほしい」という人は、ぜひ参考にしてください。
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この記事の内容
倦怠期とはどのような状態？
倦怠期とは具体的に次のような状態です。
- 笑顔が減り、そっけない行動が増える
- 既読スルーや味気ない返信が増える
- ドキドキした感情が少なくなる
1つでも心当たりがある人は要注意。倦怠期になりかけている証拠かもしれません。それぞれの特徴について具体的に解説します。
笑顔が減り、そっけない行動が増える
倦怠期における最も顕著な特徴は、笑顔が減ってそっけない行動が増えることです。恋人に対して無関心になり、話していても盛り上がりにかける場面が増えてきます。良好な関係のカップルは、2人で一緒にいるときはお互いに気を遣い、愛情表現も豊かなものです。しかし交際期間が長くなるにつれて、そのような熱意も薄れてきます。
「相手がいるのが当たり前」という感覚に陥ると、以前のようなラブラブな関係に戻るのは難しくなります。これは友だち同士でも起こりうることですが、一緒に過ごす時間が長い恋人同士でよく見られる現象です。
既読スルーや味気ない返信が増える
倦怠期になるとコミュニケーションが一気に減るというのも大きな特徴の1つです。連絡内容は事務的なものになり、既読スルーや味気ない返信が増えてきます。
倦怠期になる前のカップルは、お互いに反応がいいのが通常です。メッセージの返信も早く、お互いの希望を満たせるように努力する場面も少なくないでしょう。
しかし倦怠期になると、恋人からのメッセージに返信したり相手の希望を考慮したりすることの優先順位が低下します。「恋人への返信を後回しにしている」「わざわざ連絡しなくても大丈夫だろう」と思っている人は要注意です。
ドキドキした感情が少なくなる
付き合いはじめた頃のようなドキドキ感が薄れていくのも倦怠期の特徴です。人間は周囲の環境に馴染んでいく生き物であるため、ドキドキ感がなくなるのもある程度は仕方ないことでしょう。情熱的な関係だった2人も、しだいに落ち着いた大人の関係に変わっていきます。
しかし恋人に対してまったくドキドキしなくなったという場合は注意が必要です。同じような日々を繰り返すだけだと2人の関係はマンネリ化し、いよいよ倦怠期へと突入してしまいます。デートや普段の会話が盛り上がらなくなってきたら、倦怠期がはじまるサインなので気をつけましょう。
倦怠期の原因とは
カップルが倦怠期に陥るのには、さまざまな理由があります。その中でもよくある原因が次の3つです。
- 一緒にいることに慣れてしまった
- 同じようなデートを繰り返している
- 魅力度が下がり、ときめかなくなった
一度でも倦怠期になってしまうと、関係を修復するのは簡単ではありません。倦怠期を未然に防ぐためにも、原因について理解しておきましょう。
一緒にいることに慣れてしまった
同棲中のカップルや会う頻度が多いカップルは、一緒にいるのに慣れることで倦怠期に陥りやすいです。相手とはじめて会ったときは、隣にいるだけでドキドキして、少しでも長く一緒にいたいと思うものです。
しかし付き合いが長くなり、お互いに自然体でいられるようになると、恋人がいることが日常であるかのように感じられます。付き合いはじめた頃の目新しさや興奮が薄れてきたにもかかわらず何も対策しないでいると、いつの間にか倦怠期に突入してしまいます。
同じようなデートを繰り返している
同じようなデートばかり繰り返すのも、倦怠期になる原因の1つです。訪れる場所や食べるもの、会話内容などに変化がないと、新鮮さが感じられないデートになります。いつも同じようなデートだと退屈さを感じてしまうことさえあるでしょう。
お気に入りの場所だからといって頻繁に訪れたり、いつも一緒にいるから言わなくても分かるだろうと思ったりするのは危険です。恋人とのデートに楽しさを見出せないと、カップル関係に対する熱意が低下する原因になります。
魅力度が下がり、ときめかなくなった
魅力度の低下というのも、倦怠期の原因としてよくあげられます。お互いにフリーだった頃は恋人をつくるために自分磨きに励んでいたものの、付き合いが長くなるにつれて魅力的な人になろうという意思は低下していくものです。
年齢・生活習慣・髪型の変化など、さまざまなことが原因となり人間の魅力度は低下します。長く付き合っているカップルの場合、恋人がいることに慣れてしまうのは避けられない問題です。恋人に対して魅力を感じなくなってきたときは、倦怠期がはじまる合図かもしれません。
倦怠期を乗り越える方法
カップルが倦怠期を乗り越えるためには、お互いに努力を怠らないことが大切です。具体的には次の3つを意識しましょう。
- お互いに1人で過ごす時間を増やす
- 普段とはひと味違うデートを計画する
- 食生活や運動習慣を見直して魅力的な体をつくる
倦怠期を乗り越えるためには、2人で協力し合う必要があります。それぞれの方法について詳しく解説するので、参考にしてください。
お互いに1人で過ごす時間を増やす
「ちょっと最近、倦怠期かも」と感じたときは、あえてお互いに1人で過ごす時間を増やすのも方法の1つです。「失ってはじめてその大切さに気づく」という言葉もあるように、一緒にいる時間が長すぎると恋人がいることのありがたさを忘れがちです。
休日に友達と遊ぶ予定を入れたり、自分の趣味を楽しむ時間をつくったり、お互いのプライベートを充実させる過ごし方を考えてみましょう。プライベートが充実すると自然と気分もよくなるため、恋人に対しても思いやりを持って接することができるようになります。
普段とはひと味違うデートを計画する
倦怠期を予防・改善するという意味でも、普段とはひと味違うデートを計画するのは効果的です。行きつけのレストランや近所の映画館に行くのではなく、少し遠出して普段とは違うことをしてみましょう。
いつもは室内デートが中心のカップルには、ハイキングやキャンプなどのアウトドアデートもおすすめです。解放感のあるデートをすることで、恋人とのマンネリ化も解消されるでしょう。普段と違う行動をすることで、恋人の新たな一面に気づくきっかけにもなります。
食生活や運動習慣を見直して魅力的な体をつくる
「以前と比べてだらしない体になってきた」と感じている場合は、魅力度の低下により倦怠期になっている可能性が高いです。そのようなときは、恋人と一緒に食事や運動習慣を見直してみるのも効果的でしょう。野菜中心の健康的な食事と日々の運動習慣を強化することで、しだいに魅力的な体へと変化していきます。
自分の体が変わってくると自信が持てるようになり、いきいきとした表情にもなるでしょう。ポジティブな気分で過ごせるようになるため、恋人と一緒にいるときも笑顔が増えます。1人の人間として尊敬し合えるような関係を目指しましょう。
まとめ
カップルが倦怠期になると笑顔やドキドキ感が減少し、そっけない行動や既読スルーが増加します。一緒にいる時間が長すぎたり、いつも同じようなデートばかり繰り返していると、倦怠期に陥りやすくなるため注意が必要です。倦怠期を予防・改善するためにも、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。
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