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結婚に向けて必要な貯金額はいくら?結婚にかかる費用の目安と効率よく貯金するコツも紹介! - Betweenブログ

結婚に向けて必要な貯金額はいくら?結婚にかかる費用の目安と効率よく貯金するコツも紹介!

結婚するためには、多くのお金が必要です。結納・指輪・結婚式・新婚旅行など、すべて合わせると数百万円単位の費用がかかることも少なくありません。しかし、具体的な金額を知らないせいか、ほとんどの20代・30代の人は貯金額が足りていません。

そこで今回は、結婚に向けて必要な貯金額や、結婚にかかる費用の目安、効率よく貯金するコツについて紹介します。結婚を視野に入れたお付き合いをしている人は参考にしてください。

結婚に向けて必要な貯金額はいくら?

結納・婚約から新婚旅行まで、結婚する際に必要な費用の全国平均は469万円となっています。
(出典:株式会社リクルートマーケティングパートナーズ「ゼクシィ 結婚トレンド調査2020」)

最近では、身内だけで質素に結婚式を済ませる人も増えていますが、結婚に関する費用の総額に大きな変化はありません。

もちろん、地域差や個人差もあるため一概には言えませんが、後悔しない結婚式をするためには少なくとも400万円くらいは用意しておきたいところです。

結婚前の平均的な貯金額

20代・30代の単身世帯の貯金額は下記の通りです。

  • 20代:平均128万円
  • 30代:平均327万円
    (出典:マイナビニュース「20代、30代の貯蓄額の平均 – 単身か否かでこんなに違う」)

平均値で考えると、20代の貯金額2人分を合わせても300万円以下となってしまいます。「お金がないから」という理由で結婚を先送りにするカップルが増えているのも納得です。日本で晩婚化が増えているのも、このような背景があるためでしょう。

結婚にかかる費用の目安

結婚するためには多くのお金が必要となります。参考までに、結婚にかかる費用の目安をまとめてみました!

  • 結納金:0〜100万円
  • 婚約指輪と結婚指輪:50〜60万円
  • 新生活の初期費用:50〜100万円
  • 結婚式の費用:200〜300万円
  • 新婚旅行:50万円

何のために、どれくらいのお金が必要になるのか、それぞれ詳しく説明します!

結納金

結納とは、「将来的に結婚することを約束する」という意味で品物などを取り交わす日本の習慣です。本来は帯や着物のような縁起物を贈っていましたが、現在では「結納金」という形でお金を贈るのが一般的となっています。

結納金の額は、100万円前後が一般的です。新郎の両親が用意する場合が多いですが、特に決まったルールはありません。結納金の使い道は人それぞれで、結婚式の費用や新生活の準備に使われることが多い傾向にあります。

また、最近では結納金なしで結婚するケースも増えているため、お互いの両親も含めてよく相談した上で決めるとよいでしょう。

婚約指輪と結婚指輪

婚約指輪と結婚指輪の費用の相場は下記の通りです。

  • 婚約指輪:約35万円
  • 結婚指輪:約25万円

以前は「婚約指輪は給料3か月分」などと言われていましたが、実際にそこまでお金をかける人は少なく、30〜40万円くらいが相場です。結婚指輪は、婚約指輪よりも低い値段で、20〜30万円程度が相場となっています。結婚指輪は2人でこの値段となるため、婚約指輪よりも安いことが分かるでしょう。

また、一般的には夫の結婚指輪よりも、妻の結婚指輪のほうが少しだけ値段が高い傾向にあります。

新生活の初期費用

新婚生活をはじめるにあたって、初期費用として100万円前後を用意しておくと安心でしょう。シャンプーやタオルなどの日用品から、家具家電、引っ越しの費用なども合わせると、少なくとも50万円くらいは用意しておきたいところです。なるべく出費を抑えたい人は、独身時代に使っていた家具家電をそのまま使うとよいでしょう。

ただし、将来的に子どもを授かったときのことを考えると、1人暮らし用の家具家電では物足りなさを感じるかもしれません。いざというときのためにも、新生活の初期費用は多めに用意しておきましょう。

結婚式の費用

結婚式の費用は、披露宴まで含めて300万円くらいが相場です。ただし実際には、ご祝儀や親・親戚からの援助があるため、自己負担は半額以下になる場合がほとんどでしょう。

コロナ禍の影響もあり、最近では挙式のみで披露宴を行わないケースも増えています。身内だけで結婚式を行う場合は、その分費用を抑えることが可能です。

結婚式や披露宴に招待する人数によっても金額は上下するため、自分たちの予算を考えて計画を立てましょう。

新婚旅行

新婚旅行の費用は、2人で50万円前後となるのが目安です。行き先や宿泊日数によっても費用は変わりますが、50万円くらいあれば十分贅沢な時間を過ごせます。

海外旅行をする人が多くいますが、国内旅行であればさらに費用を抑えることが可能です。国内で3泊4日の新婚旅行であれば、2人で20万円程度で満喫できます

新婚旅行の場合は、あらかじめ予算を決めておいて、その中で計画を立てていくとよいでしょう。同じ旅行先でもシーズンによって費用が変わるため、トップシーズンを避けて計画を立てるとお得に楽しめます。

結婚に向けて効率よく貯金するコツ

結婚には多くのお金がかかるため、計画的に貯金していく必要があります。「なかなかお金がたまらない」という人に試してほしい貯金のコツ3選を紹介します!

  • 生活費を見直して無駄削減
  • 目的別に口座を分けて管理
  • 副業に取り組み収入を増やす

一つひとつ解説します!

生活費を見直して無駄削減

貯金したい人が最初にやるべきことは、生活費の見直しです。家賃・食費・光熱費・交通費・保険料・通信料など、生活する上で必要となるお金について見直してみましょう。

1か月間の出費をすべて紙に書き出してみると、自分がいかにお金を無駄遣いしていたか実感できるはずです。生活費には、1回あたりの支払額は小さいものの、長期的にみると大きな損失を生む危険性があるという特徴があります。どれだけ頑張ってお金を稼いでも、生活コストが高い人はいつまでたってもお金はたまりません。

自ら意識的に見直しを行わなければ、なかなか考えるきっかけもないため、当記事を読んでいるあなたはこれを機会に生活費の見直しをしてみましょう。

目的別に口座を分けて管理

目的別に口座を分けてお金を管理するというのも、おすすめの方法です。無理なく貯金していきたいという人は、自分の口座を下記の3つに分けて管理するとよいでしょう。

  • 給与口座
  • 貯金用口座
  • 緊急用口座

給与口座は、あなたが働いて稼いだお金が振り込まれる口座です。給与が振り込まれたときに、一定額を貯金用口座と緊急用口座に入れておき、残ったお金で生活していくことになります。

貯金用口座は基本的に手をつけず、緊急用口座は突発的な出費に備えた口座です。給与口座内のお金は自由に使うことができるため、「節約しなければ」という精神的なストレスから解放されます

この方法の注意点は、ストイックになりすぎないことです。給与口座に残る金額をあまりに少なくしすぎると、貯金用口座や緊急用口座に手を出してしまい、長続きしません。

長期にわたりコツコツ貯金していくことが大切なので、無理のない範囲で試してみることをおすすめします。

副業に取り組み収入を増やす

結婚に向けてなるべく短期間で貯金したい人には、副業に取り組むことをおすすめします。

会社からの給料だけで数百万円をためるには、少なくとも1〜2年はかかるでしょう。月に数万円でも副業で稼げるようになれば、1年以内に目標金額を達成することも可能です。

幸いなことに、最近では自宅にいながらパソコン1台でお金を稼げる時代になりました。国も副業に取り組むことを推奨しており、実際に多くの企業で副業が解禁されています。プログラミング・ライティング・イラスト・せどり・アフィリエイト・SNSなど、お金を稼ぐ方法は無限にあります。

まずは自分が「面白そうだ」と感じるものからはじめてみて、楽しみながら継続してみましょう。副業で稼げるようになれば、短期間で目標の貯金額を達成することも夢ではありません。

まとめ

結婚に向けて必要な貯金額や、結婚にかかる費用の目安、効率よく貯金するコツについて紹介しました。個人差はありますが、400万円程度用意しておくと安心です。いざ結婚するとなってから焦らないように、今のうちからコツコツ貯金しておきましょう。